超光寺歴史

 人の縁も土地の縁も無い草加に移住して25年が経ちました。都市開教という「お寺の無い町にお寺を」「仏法が届かない地域へお念仏を」をモットーに阿弥陀如来の救いを喜べる方を求めて布教活動に専念してまいしました。

 最初は借家からのスタートです。判子屋さん2Fを貸していただき寺院活動を始め、5年目にしてお寺として使える建物と出会い、取得に入っております。既存の建物で1Fが広く自由に出入りがしやすい場所と出会っています。(全席椅子掛け、土足で入るお寺)

前列 左から 超光寺住職(釋順量) 大谷光淳さま(釋専如ご門主さま) 超光寺坊守
後列(超光寺総代) 松宮義和さま 河合邦子さま 向瀬法子さま 鶴丸重春さま 大倉栄一さま 

 写真は京都・西本願寺のご住職・ご門主さま(親鸞聖人25代目のご子孫)が布教所・開教寺院の視察にお見えになられた時の写真です。超光寺門信徒の代表である総代も全員集合にてお迎えをいたし、和やかに開教の喜びと大変さをお話いたしました。
 さて、お寺と一言に行っても、まずは宗派の傘下に入るところから取り掛かります。埼玉には埼玉組(そ)という組織があり、35ケ寺の浄土真宗のお寺のグループです。これに加えていただくことを最初に行い続いて東京教区の一員となりました。そして集まって下さっているメンバーから団体運営の基礎となる門信徒会の運営の為、総代会をつくり浄土真宗の寺院として宗務所(京都・本願寺内)にご登録頂くのです。必要な事は団体運営である事です。

 次に行うのがこの草加のこの場所で宗教活動をしている実績から埼玉県庁より宗教法人の認可を得る事です。これには、団体運営であること以上に宗教活動の実績を積まないと認可が下りません。更に寺院と成るべき土地建物が必要です。借家や間借りでは永続性に欠けますので、抵当権フリーな状態で宗教法人がスタートするということです。あと数年必要なようですがもう一息というところまで駆けつけています。ここまでくれば当初の目標達成ということになります。

 皆様のお陰、地域の方の応援もあって草加市に浄土真宗の布教拠点の一つになれる喜びがあります。よき人との出会い、心優しいご門徒さまとのお付き合いが一番の励みとなりました。これからも親鸞聖人のおすすめくださる無条件のお救いを一緒に喜んでいける人生を歩みましょう。